「ショウガオール」とは生姜に含まれるポリフェノールの一種です。
生姜の辛み成分「ジンゲロール」と同様に「ショウガオール」も辛み成分です。
「ショウガオール」は、生の生姜に含まれる「ジンゲロール」の一部が変化したもので、
80℃くらいで加熱する事で作り出されます。
その為、「ショウガオール」は生の生姜にはほとんど含まれていません。
「ショウガオール」は、身体の深部から熱を作り出して身体を温める作用があるので、
脂肪燃焼・冷え症の改善に期待が出来ます。
また、血液の凝固作用を抑制し、血液循環を良くし体の隅々まで血液が行き渡るようにする
働きがあり、新陳代謝が活発になるよう促されます。
その他に抗炎症作用もあり、痛み・熱などにより組織が損傷を受けた時に生成される物質、
プロスタグラジンを抑制する働きがあるので、 頭痛や神経痛も和らげてくれます。
このような働きがある事から、
血行促進作用
冷え症予防
脂肪燃焼
肩こり解消
血管を丈夫にする
生理痛など鎮痛作用
抗酸化作用
生活習慣病予防などに役立つとされています。
血行促進作用の中には胃腸の働きを活発にさせ、消化吸収を高める働きもあるので
胃腸が弱い人にも「ショウガオール」はオススメです。
ただし、体温が38℃を超える発熱時・皮膚が極度に乾燥している時・尿が出ないなどの
脱水症状がある時は、症状が悪化してしまう恐れがあるので、 「ショウガオール」の摂取は
控えるようにしましょう。
毎日少しずつ摂取する事で健康を保っていきましょう。
0コメント