「カフェ酸」とは、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種で、コーヒーの香り・色・苦みの主成分となっています。
コーヒー豆の中に含まれている「クロロゲン酸」というポリフェノールは、コーヒー豆を焙煎する工程で「カフェ酸」に分解されるのです。
「カフェ酸」には、リラックス作用、動脈硬化抑制作用、ガン細胞の転移・増殖を抑制する作用などが認められており、日々、研究が進んでいます。
その他にも、抗炎症作用・疲労回復・糖尿病・肌の老化・骨の健康などにも期待されている成分です。
「カフェ酸」のもつ香りにはリラックス作用があり、脳に直接働きかけます。
この時、脳内ではリラックスしている時に現れるα波という脳波が出ていることが分かっており、その為に気分を落ち着かせると言われています。
動脈硬化抑制作用のある「カフェ酸」ですが、動脈硬化や血栓症(心筋梗塞・脳梗塞etc.)は、LDL(悪玉コレステロール)が酸化する事で血管壁を傷つけて血栓を出来やすくしている事が原因となっています。
「カフェ酸」には、このLDL(悪玉コレステロール)の酸化を抑制する作用があります。
その為に、動脈硬化や血栓症(心筋梗塞・脳梗塞etc.)を予防する働きがあるのです。
また、ガン細胞に対してはガン細胞の浸潤(組織内に入り込み他の臓器に転移・増殖して大きくなっていく事)を防ぐ働きがある事が明らかになってきています。
「カフェ酸」はコーヒーに含まれるポリフェノールの一種ですが、コーヒー以外にも多くの植物性天然食品に含まれています。
コーヒー以外だと、
ワイン
ヒマワリの種
さつまいも
ごぼう
ガーリック
キャベツ
カリフラワー
きのこ類
ケール
ターメリック
ナツメグ
シナモン
バジル
タイム
オレガノ
セージ
オリーブオイル
リンゴ
ベリー類
バランスの良い食事、足りない分はサプリメントを活用しつつ健康維持をしていきたいものですね。
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