糖質は炭水化物とも言い換える事が出来ます。
そして、血糖値を上げるのは「糖質」です。
糖質が含まれる食べ物を食べれば血糖値は上がりますが、上がり方はさまざまです。
固体だと胃で消化されるのに時間がかかる為、緩やかに上昇しますが、
液体だとあっという間に胃を通り過ぎて吸収されてしまう為、
一気に血糖値が上がってしまいます。
液体の糖質はすぐに血糖値が上がり30分後にはピークに達し、
健康な人でも血糖値が140くらいまで急上昇します。
一気に上がった血糖値は、逆に一気に下降し、低すぎる状態に陥ります。
このように血糖値が急上昇し急下降する事を、「血糖値スパイク」といいます。
血糖値が急上昇した時、
脳内ではドーパミンやセロトニンが分泌され脳が快楽を覚えます。
急上昇した血糖値を下げようと、
慌ててすい臓からインスリンが大量に分泌され血糖値が急降下しますが、
この時、逆に低すぎる状態に陥ってしまい、
イライラ、吐き気、眠気、あくび、倦怠感、目のちらつき、頭痛、冷や汗など
不快な症状が出てきます。
するとこの不快感をなんとかしたくなり、
また快楽を求めて糖質を摂取するという悪循環に陥ります。
この悪循環のことを「糖質中毒」といいます。
脳がおかしくなってしまっているこの中毒症状ですが、自覚症状は全くありません。
知らず知らずに糖質に依存してしまっているのです。
食べたものを携帯にメモしてみるなどして、 今一度、日頃の生活習慣を振り返ってみましょう。
もしかしたら、知らぬ間に糖質中毒になっているかもしれません。
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