近年ストレスがたまりやすい社会では、自律神経失調症にかかりやすくなっています。
潜在者も含め、近年の日本では自律神経失調症の方が5%にも上るといわれています。
自律神経失調症とは全身の臓器の働きに関係している自律神経が、様々な要因によってバランスを崩してしまったり、機能が低下することにより起こる病態です。
自律神経の働きが低下する要因としては、ストレスや生活習慣の乱れ、更年期などがあげられます。
自律神経は身体面と精神面に症状が見られ、主な症状のほかにも腹痛や肩こり、不安を感じることがある、イライラする、涙もろくなったなどの症状が見られます。
大人だけの病態だと思われがちですが、子供にも発症し、頭痛やだるさの症状が見られ、不登校の要因になることもあります。
自律神経が乱れることにより引き起こす病態なので、症状が見られたら、ストレスを緩和し、生活習慣を整えることが治療におけるポイントです。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、2つの神経がバランスよく働き、体調を整えています。
2つの神経は、
「呼吸をする」
「食べ物を消化する」
「体温を調節する」
などの体の動きをコントロールしています。
そのためこれらの動きがストレスの影響で乱れ、体調不良を引き起こす状態を自律神経失調症と呼びます。
ストレス対処法は、
スポーツや趣味を楽しむ、
エステや整体、
鍼灸を受ける、
専門家からカウンセリングを受ける
など、様々な方法があります。
また
お風呂に浸かる、
アロマオイルを取り入れる
など自分に合ったリラックス方法を取り入れるのも効果的です。
自分に合った方法でストレスを緩和し、自律神経失調症にならないよう日々心掛けましょう。
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