ナトリウムと塩素

「ナトリウム」と「塩素」はとっても身近なミネラルです。


「食塩」は「塩化ナトリウム」といい、摂取するとほぼ全てが「ナトリウム」と「塩素」となって、体内に吸収されます。


ナトリウムは、細胞の機能を維持しており、細胞と細胞の間にある細胞間液のコントロール、水分量の調整や浸透圧の維持、体液のpH値の調節、体内を巡る血液の量のコントロールを行っています。


他に、筋肉の収縮・弛緩の働きを正常に維持したり、神経機能を正常に保って、神経細胞で行われる情報伝達が正しく伝達されるように維持しています。


塩素には、殺菌・消毒・消化促進作用があり、体内では胃液に多く含まれています。


塩素は、塩化ナトリウム(食塩)の形で摂取しているので、通常欠乏する事のないミネラルです。


醤油や味噌などの食塩系調味料を使った食事や、漬物や佃煮などの保存食は日本人に馴染み深く、むしろ食塩摂取量はどうしても多くなる傾向にあります。


体内に入った食塩は、約98%が尿として排泄されてしまいますが、長期間塩分を摂り過ぎると、むくみ・高血圧・胃がん・腎臓病・心臓病・脳卒中などを引き起こすリスクが高くなり、生活習慣病の原因となってしまいます。


人体には欠かせないミネラルの1つですが、摂り過ぎには十分に注意しましょう。

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