≪体内に蓄積され続けるAGE≫
AGEは血液中の糖が体内のタンパク質とくっつく事で発生します。
AGEとは(Advanced Glycation End Products)の略で、
「終末糖化産物」と訳されています。
AGEが生成される初期のプロセスであれば後戻りすることは可能ですが、
後期になると決して後戻りすることは出来なくなります。
1度作られたが最後、体の中に蓄積されてしまうのです。
≪AGEが蓄積されると身体に起こる事≫
糖とタンパク質がくっつく事で糖化が起こり、そこからAGEが発生します。
この糖化によって作り出されたAGEは、
肌のシワやたるみの原因となります。
それだけでなく、さまざまな病気を引き起こします。
AGEが直接体内のタンパク質とくっつくと、
身体を構成するタンパク質が本来の役割を果たさなくなり、細胞内で炎症が起こります。
すると大きなダメージを受けるのが血管です。
そこから、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、
糖尿病3大合併症の糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、
骨質の低下、アルツハイマー型認知症、非アルコール性脂肪肝炎など、
直接的または間接的にAGEが身体の細胞に影響を与え、
思わぬ病気の引き金となっています。
≪抗糖化食品≫
ある種の食品には抗糖化作用があることが分かっています。
身近な食品だとお茶です。
緑茶、ウーロン茶、カモミール、ギムネマ、ドクダミなどにも、
AGE抑制作用が認められています。
食前に飲むのが良いとされています。
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