「老化細胞は万病のもと」

前回の記事では、

アディポネクチン」を増やす方法を紹介しました。


前回の記事はこちら。

今回は「老化の加速」や「病気の原因」として注目されている

老化細胞(=細胞老化)についてご紹介していきたいと思います。


私たち人間の体は、およそ60兆個の細胞から出来ています。

細胞の多くは分裂しながら、

傷ついたり、老化したりした「古い細胞」と「新しい細胞」を入れ替えています。


しかし、細胞分裂の回数には限界があり分裂し尽くした細胞は、二度と分裂、増殖出来なくなります

これを「細胞老化」と言います。

そして細胞老化を起こした細胞を「老化細胞」と言います。

体内に残存した老化細胞は様々な病気の原因になる事が知られています。

この細胞分裂の限界に大きく関与するのが「テロメア」という構造です。


人間の細胞にはそれぞれ「」があります。

核の内部にはDNAを含んだ「染色体」があり、細胞の遺伝子情報の保持と伝達を行っています。


また「テロメア」は染色体の末端を保護する役割があります。


基本的に細胞分裂のたびに、この「テロメア」が短くなっていることが分かっています。

「テロメア」がある程度まで短くなると、細胞は分裂を辞めてしまいます

分裂を辞めてしまった細胞からは新しい細胞は生れません。


この様な細胞の割合が増えると、体はどんどん老化していきます。

2009年、この「テロメア」の短縮を予防する発見を、アメリカの研究者が発見し、

ノーベル生理学、医学賞を受賞しました。


その内容は、「テロメアを合成する未知の酸素“テロメア―ゼ”の発見と解析」でした。


その後、世界中でテロメアーゼに関する研究が進められました。

現在ではテロメアーゼを活性化するというサプリメントも出てきています。


しかし、がん化のリスクなどもあり様々な課題があるのが現状です。


まずは、「ケガや病気、強いストレスを防ぎ、無駄な細胞分裂を増やさない」事を意識しましょう。


その方がテロメアを無駄にしない為には有効と言えるでしょう。

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