季節の変わり目の頭皮ケア術①

― 乾燥・かゆみ・フケが起こる“皮膚科学的な理由” ―


季節の変わり目は肌がゆらぎやすい時期ですが、実は頭皮も同じように乾燥やかゆみが出やすくなります。

顔のスキンケアは気をつけていても、頭皮ケアは後回しになりがちです。

まずは、頭皮トラブルが起こる理由を知ることが大切なのでご紹介していきます。

1. 気温・湿度・紫外線の変化でバリア機能が低下する

季節の変わり目は、気温・湿度・紫外線量が急激に変化します。

この環境変化は、頭皮の角層の水分保持機能(バリア機能)に影響を与えます。

その結果、角層の水分量低下、皮脂の減少または過剰分泌、微細な炎症(インフラメーション)が起こりやすくなります。

これがかゆみ・フケ・つっぱり感・髪のパサつきといった症状につながります。

2. 頭皮は顔より皮脂腺が多く、乱れやすい部位

頭皮は顔より皮脂腺が多く、汗もかきやすい場所です。

そのため、「皮脂が急に減る」「逆に過剰に分泌される」といった“バランスの乱れ”が起こりやすいのが特徴です。

この乱れが乾燥やフケの原因になることもあります。

3. 乾燥による微細炎症がかゆみを引き起こす

乾燥した頭皮では、角層が乱れやすく、外部刺激が入り込みやすくなります。

これが微細な炎症を引き起こし、かゆみや赤みにつながることもあります。

“髪の悩み”と思っていたものが、実は“頭皮の乾燥によるバリア機能の低下”が原因というケースは少なくありません。


季節の変わり目に頭皮トラブルが増えるのは、気温・湿度・紫外線といった環境の変化によって、頭皮のバリア機能が低下しやすくなるためです。

まずは、こうした頭皮のゆらぎが起こる仕組みを理解することが、正しいケアにつながります。

次回は、今日から出来る具体的なケア方法をご紹介します。

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