近年、進行が早い「慢性腎臓病」が高血糖・高血圧の中高年に急増しています。
慢性腎臓病とは、さまざまな原因で慢性的に腎機能が低下していく腎臓病の総称です。
日本国内の慢性腎臓病の推定患者数は1330万人。推定患者数は予備群を含め2000万人近くにも上るといわれています。
慢性腎臓病は高齢者だけの問題ではなく自覚症状が乏しく、本人の知らぬ間に進行し、気づいた時にはかなり腎機能が衰えていることも珍しくありません。
そもそも腎臓は体の中でどのような働きをしているかご存じでしょうか。
腎臓は主に血液を浄化して尿を作る役割を担っています。
その他にも、体内の水分量を調節したり、活性型ビタミンDを作ったり、血圧を調整するホルモンを分泌したり、様々な働きを担っています。
そのため腎臓は体にとって最重要な臓器といわれているのです。
最重要な臓器の腎臓。なるべく慢性腎臓病にかからないように気を付けたいところです。
果たして慢性腎臓病の原因は一体何なのでしょうか。
慢性腎臓病の原因は多岐にわたるのですが、中でも代表的な原因が、
①糖尿病性腎症:糖尿病の合併症の一つで、慢性的な高血糖によって腎臓の血管が障害され、たんぱく尿が検出される。人工透析者数の増加の最大の原因である。
②IgA腎症:IgAという免疫グロブリン(免疫機能を担うたんぱく質)が糸球体の中に沈着し、ろ過機能が低下する。血尿やタンパク尿、血圧の上昇が見られる。
③腎硬化症:高血圧や老化によって腎臓の血管が硬くなり、腎臓への血流が減少して腎機能が低下する。たんぱく尿や頭痛、視力障害などが起こる といわれています。
これらの病気に気をつけ、日々体をいたわり慢性腎臓病にかからないよう気をつけましょう。
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