レシチン「レシチン」は体内で細胞の細胞膜を作る主要成分で、リン脂質という脂質の一種です。私たちの体内に存在するリン脂質としては最も多く、ホスファチジルコリンと呼ばれたりもしています。約60兆個ある細胞全ての細胞膜に含まれていますが、血液、骨髄、心臓、肺、肝臓、胃腸などの主要な細胞組織に多く、中でも脳や神経組織には特に多く存在しています。脳に存在する「レシチン」は約30%あり、その数は約140億個にもなると言われています。「レシチン」の構成成分の一つである「コリン」は、体内に吸収されると脳まで届き、脳内の神経伝達物質である「アセチルコリン」を作る材料となります。「レシチン」は脳にある血液脳関門を通り抜ける事が出来る成分なので、脳細胞に到達する...22Sep2022healthlifephoto
クロロフィル(葉緑素)「クロロフィル」は、植物に含まれている強い抗酸化力を持つ、緑色の天然色素、葉緑素です。「クロロフィル(葉緑素)」は、強力な抗酸化作用の他に浄化作用があり、他のファイトケミカルと共に植物を酸化から守る働きをしています。植物の葉が緑色に見えるのは、この「クロロフィル(葉緑素)」が豊富に含まれているからなのは皆さんもご存じでしょう。「クロロフィル(葉緑素)」は植物の細胞内の葉緑体の中に存在し、植物が太陽の光エネルギーを使って水と空気中の二酸化炭素から糖などの有機物を作り出す光合成を行っています。私たちの人間にとっても、「クロロフィル(葉緑素)」は、染色体の異常の発症を抑えてガンの予防に役立つと考えられています。体内に取り込まれた「クロロフ...09Sep2022healthlifephoto