GABA(ギャバ)

GABA」とはアミノ酸の一種でグルタミン酸から生成される神経伝達物質で、

ストレスを軽減させる効果やリラックス効果がある成分です。


GABA」の正式名称は、「γ(ガンマ)-アミノ酪酸( gamma aminobutyric acid )」です。


最近ではスーパーや薬局などで、

「GABA含有」と表記されてる製品を見かける事も増えたので、

正式名称よりも「GABA」と言われたほうがピンと来るという方も多いのではないでしょうか?



GABA」には神経の高ぶりストレス運動時の興奮状態を抑える働きがあります。


興奮時、私たちの脳内にはアドレナリンが活発に分泌されるのですが、「GABA」はこのアドレナリンの分泌を抑制してくれるのです。


アドレナリンの分泌が抑制されると、血圧は正常に保たれ酸素供給を助ける働きによって、不安やイライラが鎮められます


この事からリラックス効果や血圧を下げる作用が期待されています。


GABA」の血圧を下げる作用は特定保健用食品(トクホ)にも認定されており、

高血圧から引き起こされる脳卒中の予防にもなると言われています。


また、「GABA」には腎臓の働きを高めて、血圧を上げる原因となるナトリウム(塩分)を排出する働きもあると言われています。


GABA」の血圧を下げる作用は、血圧が正常時には影響する事はなく高血圧に対してのみ血圧を下げる作用がある事も分かっています


その他にコレステロールや中性脂肪の増加を抑制する作用もあるので、動脈硬化や糖尿病の予防にも役立つと期待されています



GABA」は私たちの体内にもともと存在している、とても必要不可欠な成分です。


体内でもグルタミン酸から作り出される成分ではありますが、

「GABA」が多く含まれる食べ物には、


発芽玄米

漬物

醤油

味噌

キムチ

なす

かぼちゃ

などがあります。


「GABA」を作り出すのに欠かせない栄養素に、ビタミンB6が挙げられます。


ビタミンB6の不足で「GABA」が作り出せないと、イライラ情緒不安定不眠などが引き起こされます


ビタミンB6はタンパク質をアミノ酸に分解するサポートをしてくれるので、

「GABA」をはじめとする神経伝達物質を作り出す際に必要となります。


ビタミンB6を多く含む食べ物には、

カツオ

マグロ

サンマ

レバー

大豆製品

ピスタチオ

ニンニク

バナナ

などがあります。


ビタミンB6の詳細はこちらのページをご覧ください。

イライラやストレスの多い現代人の味方で、脳内の興奮を鎮め平常心を保つサポートをしてくれる「GABA」。


心身ともに元気に健康でいられるように、

日々の生活にほんの少しだけ意識して摂り入れてみてはいかがでしょうか?

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