食事と生活習慣で「アディポネクチン」を増やし、健康な老後を迎えよう前回の記事では、「アディポネクチン」がどういった働きをするホルモンなのかを紹介しました。前回の記事はこちら。25Aug2023healthlifephoto
アディポネクチンとは? ~アディポネクチンを味方につけて、生活習慣病を防ぎ、元気な日々を手に入れよう~「アディポネクチン」というホルモンを、一度は聞いた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?「アディポネクチン」とは、誰もが体の中に持っている善玉ホルモンの一種です。「アディポネクチン」は、全身の脂肪細胞から分泌されエネルギー代謝に大きく関わり、老化予防、生活習慣病の予防改善など、元気に長生きする為に重要なホルモンとされています。脂肪細胞は余った栄養分を貯蔵する役割以外に、「アディポネクチン」を含むその他様々な生理物質を分泌する、内分泌脂肪としての役割がある事が明らかになっています。この脂肪細胞から分泌される生理物質を総称して「アディポサイトカイン」と言います。04Aug2023healthlifephoto
食事で健康をサポート私たちの体は、食べた物から作られています。今回は健康を保つための食事のポイントを紹介していきます。健康を保つのに重要な食事のポイントは、加齢に伴う体の変化に対して、筋肉・骨・血管・脳をサポートする効果的な食材や栄養素を摂り入れる事です。23Jun2023healthlifephoto
「老化のスピードを遅らせるための食事」私たちの体は加齢と共に細胞の再生能力や増殖能力が低下し、ホルモンの分泌も減少していきます。更に、紫外線やストレス、喫煙、飲酒、電磁波、添加物の多い食事などの生活習慣や生活環境の影響により、糖や活性酸素が体内に蓄積され、老化のスピードが加速します。老化の主な原因は、「細胞の機能低下」「ホルモンの減少」「酸化」「糖化」の4つと言われています。26May2023healthlifephoto
甜茶(てんちゃ)「甜茶(てんちゃ)」というお茶をご存じでしょうか?「甜茶(てんちゃ)」とは、中国原産の薬草茶で、甘味のあるお茶の総称を言います。日本で「甜茶(てんちゃ)」と言うと、バラ科キイチゴ属の「甜葉懸鉤子(てんようけんこうし)」の葉から作られるお茶の事を言います。「甜葉懸鉤子(てんようけんこうし)」は、中国南西部の標高500~1200ⅿの山岳地帯に自生し、高さ2~3ⅿの丸みを帯びた低木です。原産地である中国南西部では、約5000年も前から健康茶として飲まれてきた歴史あるお茶です。また、祝いの席などで飲むお茶としても愛飲され、春節に「幸せな1年でありますように」との願いを込めて飲む習慣があります。07Apr2023healthlifephoto
不飽和脂肪酸 ~前編~「不飽和脂肪酸」、既にご存じの方も多いと思いますが今日は、「不飽和脂肪酸」について掘り下げていきたいと思います。「不飽和脂肪酸」は、魚やオリーブオイルなどに多く含まれ、種類によって様々な働きがあります。一般的には血液中の脂質に影響を与えるとされており、悪玉コレステロールや過酸化脂質に対して予防効果があると言われています。10Mar2023healthlifephoto
杜仲茶(とちゅうちゃ)「杜仲茶」というお茶を皆さんご存じでしょうか?中国南西部からベトナムにかけて分布している杜仲の木の葉を煎じて飲まれている、健康茶です。主に中国の四川省原産である事が多い様です。「杜仲茶」には、・高血圧予防・動脈硬化予防・コレステロール値改善・メタボリックシンドローム予防・むくみ改善と予防・記憶力や学習能力を高める作用・抗酸化作用・利尿作用・便通改善などが期待されています。24Feb2023healthlife
バナジウム「バナジウム」という超微量ミネラルをご存じでしょうか。あまり聞きなれない名前の成分かもしれませんが、超微量ながらも私たちの体にとって必須のミネラルとされています。脂質の代謝を促進させ、コレステロールの生成を抑制し動脈硬化を予防する作用が「バナジウム」にはあります。また、「バナジウム」にはインスリンと似た働きをし、インスリンの分泌を安定させ、血糖値をコントロールする働きがある事が分かっています。この為、近年の研究では糖尿病の治療や予防にも効果が期待されている成分として研究が進められています。10Feb2023healthlifephoto
ナットウキナーゼ「ナットウキナーゼ」とは、その名の通り納豆に含まれているネバネバの元となる成分で、タンパク質を分解する酵素の一つです。納豆は、納豆菌によって大豆が発酵する事で作られます。この時、納豆菌によって作られる成分には「ナットウキナーゼ」の他にも、ポリグルタミン酸、アミラーゼ、プロテアーゼ、タンパク質、ビタミンなど様々な成分があります。「ナットウキナーゼ」には、血栓症と呼ばれる脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化、高血圧を予防し、コレステロール値を下げる作用があります。「ナットウキナーゼ」の血栓を溶かす作用は血液をサラサラにし、血流を改善するので、冷え性や肩こりの改善にも効果が期待できます。「ナットウキナーゼ」が血栓を溶かす働きをするのは、摂取後1時間...27Jan2023healthlifephoto
スクワレン「スクワレン」は、健康食品やサプリメントとして街中で売られているので、見かけた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「スクワレン」は、深海ザメ等のサメ類の肝臓から採れ、肝油に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種です。「深海ザメエキス」とも呼ばれたりしています。不飽和脂肪酸とは、私たちの体内において種類別に様々な働きを示す、必要不可欠な脂肪酸です。13Jan2023healthlifephoto
メチルスルフォニルメタン(MSM)「メチルスルフォニルメタン(MSM)」、なかなか聞きなれない名前で、私たちにはあまり馴染みのない成分ですよね。この成分は、あらゆる生き物に存在する成分で、私たち人間の体では軟骨・筋肉・皮膚・髪・爪などに多く含まれています。「メチルスルフォニルメタン(MSM)」は、天然の硫黄化合物で、痛みや炎症を鎮めて体を温めてくれる働きがあります。硫黄は、私たちの体内のタンパク質に含まれるミネラルで、皮膚や髪の毛、爪の形成に作用します。「メチルスルフォニルメタン(MSM)」は、質量の約34%が硫黄元素で構成されている成分です。タンパク質の元となるアミノ酸の構成要素で、硫黄の供給源となる「メチルスルフォニルメタン(MSM)」は、私たちの健康に欠かせな...28Dec2022healthlifephoto