「硫黄化合物」は、刺激のある独特な香りや辛み成分のもとであり、フィトケミカルの一種です。
「硫黄化合物」にはいくつかの種類があり、その代表的なものとしては、
アリシン
アリイン
イソチオシアネート
硫化アリル
スルフォラファン
アホエン
アリルメチルトリスルフィト
シアリルスルフィト
などがあります。
それぞれに共通している特徴は、とても強力な抗酸化作用です。
活性酸素を抑制し、
老化予防
LDLコレステロールの抑制
血糖値降下作用
高血圧
ガン
心臓病
動脈硬化
高脂血症
胃炎
胃潰瘍
胃がん
などの予防に役立つとされています。
「硫黄化合物」は主に、
にんにく
玉ねぎ
長ネギ
にらなどのユリ科の野菜や
キャベツ
小松菜
大根
わさび
ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜
に多く含まれています。
なかでも玉ねぎとにんにくは強力な力があり、血栓を溶かして血液をサラサラにする作用があります。
その他にも「硫黄化合物」には、強力な殺菌作用があるので、食中毒をなどを防ぐ薬味としてよく使われています。
強力な殺菌作用がある事から、ピロリ菌などの感染症の予防に役立つとされています。
抗酸化作用や抗菌作用、疲労回復、体力増強、免疫力向上、血液サラサラ、ガン予防など体にとてもいい成分の「硫黄化合物」。
健康で長生きをするためにも、摂り入れていきたい成分の一つですね。
0コメント