食事と生活習慣で「アディポネクチン」を増やし、健康な老後を迎えよう

前回の記事では、

アディポネクチン」がどういった働きをするホルモンなのかを紹介しました。


前回の記事はこちら。

今回は、「やせホルモン」「長寿ホルモン」と言われる

アディポネクチン」を増やす方法をご紹介していきたいと思います。


アディポネクチン」は脂肪細胞から分泌されますが、

前回の記事でも紹介したように、

内臓脂肪が増える程「アディポネクチン」の分泌量は減少します。


なので内臓脂肪が多い方は、先ず内臓脂肪を減らす事から始めていきましょう


内臓脂肪型肥満を解消する事で、「アディポネクチン」の分泌量は自然と増加します。


アディポネクチン」は、脂肪細胞から分泌されるホルモンなので、

食べ物から「アディポネクチン」を摂取する事は出来ません、、、


ですが、

日々の運動や食生活を改善する事で「アディポネクチン」を増やすことが出来ます。


また、喫煙後数時間は「アディポネクチン」を作る能力が低下してしまうので、

タバコを吸われる方は控えましょう


アディポネクチン」の分泌の妨げとなってしまいます。


食生活では、脂っこい食事は避け、


緑黄色野菜

きのこ類

海藻類

大豆製品

青魚

杜仲茶

ワイン

などの食材を普段の食事に取り入れるようにしましょう。


但しワインはアルコールですので、

1日グラス2杯程度に止め、飲み過ぎとならない様に注意しましょう


食材の中では

特に大豆を摂取すると、血中の「アディポネクチン」の濃度が上がる事が分かっています


大豆たんぱく」に含まれる、「β‐コングリシニン」が内臓脂肪や中性脂肪を減らし、

アディポネクチン」の血中濃度上昇に繋がっていると言われています。


大豆たんぱくは、大豆や黒豆、大豆製品に含まれていますが、

その中でも「β‐コングリシニン」が最も多く含むのは木綿豆腐だと言われています。


木綿豆腐は絹ごし豆腐よりも少しですが、タンパク質とカルシウムが多く含まれています


また、野菜や果物に含まれる「オスモチン」という植物性タンパクは、

アディポネクチン」と一部の構造が似ているので同じ働きが期待される成分です。


オスモチン」はトマトやじゃがいもに多く、

その他にもピーマン、キウイ、りんご、ブドウ、さくらんぼなどにも多く含まれています。


その他、「マグネシウム」や「EPA」「DHA」にも

アディポネクチン」の血中濃度を増やしてくれる作用があります。


日本人が昔から食べていた馴染みの食材が、

アディポネクチン」の血中濃度や分泌を増やしてくれると言えます。


寿命と大きく関係していると言われる「アディポネクチン」ー。


実際に、長寿の人の血中濃度では高い事が明らかとなっています。


日々の運動や食生活を見直して、

アディポネクチン」が増えるような生活を心がけ、元気に長生きしましょう。

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