代謝を上げて健康に。代謝を上げる事は健康を維持する事になります。代謝が上がれば太りにくくなり、体温が上昇する事で、身体の機能も高める事ができます。体温が37度以上になれば、ウイルスから身体を守ってくれる免疫細胞が活性化し、風邪にも引きにくくなります。また、代謝が上がる事で、血行がよくなります。すると末端の毛細血管にまでしっかりと栄養が届けられるようになり、肌荒れや冷えが解消されます。結果、体調が良くなるので健康維持に繋がるのです。≪基礎代謝を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?≫基礎代謝は1日の全体の消費量の中で60%もあります。基礎代謝の中で、最もエネルギーを使っている順は、1位 肝臓、2位 脳、3位 筋肉、4位 腎臓、5位 心臓の順となっています...27Oct2020
加齢と老化「加齢」と「老化」は同じ様な意味に捉えられがちですが、全くの別物です。加齢はこの世に生まれて来た時から始まります。成長してやがて死ぬまで一定のスピードで進んでいきます。加齢を重ねていくうちに、どこかのタイミングで身体の機能が低下し始めます。この時から、加齢に老化の要素が加わります。免疫機能のピークは、13歳~18歳ととても若く、それ以降は機能が低下していきます。生理的機能や筋力も20歳~30歳を境に、機能が低下していきます。健康リスクも子供の頃は、遺伝子的な内的要因ですが、20歳を超え老化の要素が加わり始めると、環境などによる外的要因が多くなります。内的要因から外的要因に変わっていくのが、30代あたりと言われています。30代をどう過...27Oct2020
葉酸葉酸はビタミンB群の一種で、ビタミンB12と一緒に働いて赤血球を作る「造血のビタミン」です。赤血球の寿命は約120日で、体内では常に新しい赤血球が作られています。葉酸とビタミンB12が一緒に働き、正常に赤血球が作られることで貧血の予防にもなります。また、葉酸はビタミンB12とビタミンB6と一緒に血管を老化させ動脈硬化の原因となる物質が血中に増えないようにしています。血流を維持する働きがあるため、血流の停滞によって引き起こすと言われている認知症や聴力障害の予防にも期待されています。ほかに、タンパク質や細胞を作る時に必要な、遺伝子情報が入っているDNAを作るサポートもしています。その為、妊娠中に不足すると胎児に異常が出る場合があります。...20Oct2020
カリウムカリウムは、カルシウムやリンに続き体内で3番目に多く存在し、近年不足しがちなミネラルとして重要視されているミネラルです。カリウムには、体内の余分な水分を排出する働きがあります。むくみの原因となり水分を増やすナトリウムとは、逆の性質を持っています。この真逆の性質を持つナトリウムとカリウムがお互いにバランスを取り合っている事で、体内の水分量を一定に保ったり、血圧を調整したりしています。カリウムは、むくみ予防・改善高血圧予防の他、神経伝達や筋肉の収縮を正常に維持ホルモン生成浸透圧の調整など様々な事に関わっている重要なミネラルなのです。また、現代の日本人の食生活はナトリウムの摂取量が多い傾向にあるので、生活習慣病予防の為にも意識してカリウム...15Oct2020
ナトリウムと塩素「ナトリウム」と「塩素」はとっても身近なミネラルです。「食塩」は「塩化ナトリウム」といい、摂取するとほぼ全てが「ナトリウム」と「塩素」となって、体内に吸収されます。ナトリウムは、細胞の機能を維持しており、細胞と細胞の間にある細胞間液のコントロール、水分量の調整や浸透圧の維持、体液のpH値の調節、体内を巡る血液の量のコントロールを行っています。他に、筋肉の収縮・弛緩の働きを正常に維持したり、神経機能を正常に保って、神経細胞で行われる情報伝達が正しく伝達されるように維持しています。塩素には、殺菌・消毒・消化促進作用があり、体内では胃液に多く含まれています。塩素は、塩化ナトリウム(食塩)の形で摂取しているので、通常欠乏する事のないミネラル...09Oct2020
鉄鉄は、必須ミネラルの1つで赤血球の主成分のヘモグロビンの材料となっています。大人の人間の体内には約4.2gの鉄が存在し、そのうちの65%はヘモグロビンと結合し、肺から取り込まれた酸素を全身の細胞に運んでいます。この働きをしている鉄を「機能鉄」と呼びます。残りの約30%は「貯蔵鉄」として、肝臓、骨髄、脾臓で貯蔵され、出血などで機能鉄が不足すると血液中に放出されて利用されます。さらに残りの数%は筋肉の成分と結合し、酸素を運搬・貯蔵したり、代謝反応に関わったりしています。栄養素としての鉄は、ヘム鉄と非ヘム鉄の種類に分けられます。ヘム鉄は動物性食品に多く含まれ、非ヘム鉄は植物性食品に多く含まれています。鉄の体内での吸収率は約8%と非常に低く...07Oct2020