私たちの体は加齢と共に細胞の再生能力や増殖能力が低下し、
ホルモンの分泌も減少していきます。
更に、紫外線やストレス、喫煙、飲酒、電磁波、
添加物の多い食事などの生活習慣や生活環境の影響により、
糖や活性酸素が体内に蓄積され、老化のスピードが加速します。
老化の主な原因は、
「細胞の機能低下」
「ホルモンの減少」
「酸化」
「糖化」
の4つと言われています。
しかし、体内の年齢の指標となり「長寿ホルモン」と呼ばれる、
「アディポネクチン」と「DHEA」を増やす事で若さを保つ事ができます。
老化のスピードを遅らせる為には、日々の食事や食材選び、生活習慣の改善が重要です。
「アディポネクチン」は、
運動、大豆たんぱく、青魚、トマトなどのオスモチンや食物繊維、
マグネシウムを含む食材で増やす事が出来ます。
「DHEA」は、山芋、納豆、黒豆、アボカド、鰯などのジオスゲニンやタンパク質、
ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、セレンを含む食材で、
副腎の働きを高め「DHEA」の分泌を促進させる事が出来ます。
また、老化現象を遅らせる為には抗酸化作用のある食材を摂取する必要があります。
活性酸素は、体内に蓄積される事で細胞やDNAの酸化を引き起こし、
ガンを始めとする様々な病気の原因となります。
抗酸化作用のある栄養素と食材は、
パプリカやブロッコリーのビタミンC、
ごまやアーモンドのビタミンE、
プルーンやブルーベリーなどのポリフェノール類、
海藻などのミネラル類、
体内でビタミンAに変わるオレンジなどのカロテノイドです。
これらの食材を摂取する事で、老化や酸化のサビを防ぐ事が出来ます。
老化の原因の一つ、「糖化」は体内でタンパク質と不要な糖が結合し、
老化物質であるAGEという糖化最終生成物を作り出す事で起こります。
「糖化」を防ぐためには、食後の血糖値の上昇を緩やかにする必要があります。
血糖値の上昇を抑える為には、
血糖値の上昇を数値化したGI値の低い食材を選ぶ事が推奨されています。
GI値の低いとされる食材は、白米より玄米、
白いパンよりライ麦パンや全粒粉パンといった糖質の含有量が少ないものがあります。
糖の代謝を促すビタミンE、
糖の吸収を抑える食物繊維や海藻類、
クエン酸の多い酢や柑橘類、薬味などを摂るようにすると良いでしょう。
体に良い食材を選ぶ事や生活習慣を改善する事で、
老化のスピードを遅らせ、健康と若さを維持していきましょう。
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